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ここ3年　波乱傾向のサマーマイル第一弾の中京記念

最終週ということで先週の芝の状態からパワータイプに
向いた形になりそうです。

2012年以降1.2人気の馬券圏内が０という点リピートが多いのも
異質な芝ということからなのであろう。


さて人気になりそうなのがブラックムーン　ダノンリバティ　ウインガニオン
グランシルク辺りでしょうか？

ＯＰ特別で2勝しているブラックムーンですが重賞となると3戦で掲示板すらない
オープン大将に映ります
休養明けの米子Ｓを1.31．9という高速時計で勝利しての参戦ですが
反動が不安ですね　切れるタイプなだけに芝の悪化もプラスには考えにくいです。

ダノンリバティは新潟の春以来の競馬。恐らく関屋記念が目標ではないでしょうか
先行出来るタイプですし軽い芝のほうがいいタイプ　昨年もこのレースで5着
から関屋記念2着と好転しており　どうでしょうか？

ウインガニオンは新潟でダノンに勝利して今回57キロですが
ＯＰ特別で連勝しており斤量は仕方ないところ　逃げ先行ですが時計のかかる芝では
中京芝は２戦２勝　厩舎や騎手で1人気にはなりにくいタイプですから先行しての
競馬が出来るでしょうから警戒したい１頭でしょう

グランシルクはダービー卿で３着　Ｇ２京王杯ＳＣで３着から人気になりそうですが
前回述べたようにベストは１４００である意味勝負でしたのは、前回
賞金を加算して一息入れて関屋記念にと陣営は考えていただけに
取りこぼしは痛いところ。
それなりに上位に来れるでしょうが、勝ちきれない点があるので
◎にはしにくいです。


個人的に注目は２頭

まずは、ようやく陣営が１６００に使うことを決断したワンアンドオンリー
特にＡＪCCの頃から諸氏が１６００で先行させる競馬なら変ると進言していたのですが
オーナーサイドの意地なのか高額G2入着賞金のためなのか
長い距離に拘り凡走の繰り返し
先行してのダービー勝利がベストパフォーマンス　上がりの早い競馬はあわないので
この中京の芝はあいそうだ。
ダービー馬がG3に参戦するのは非常にレア
８８年のメリーナイス　９４年ウイニングチケットしかいないという。
プライドを捨ててきた辺り要警戒である


ついでリピートということでケントオー
昨年このレースで３着　その後時計の早い上がりの競馬では一息で
重馬場での好走からもこの時期の中京の芝は歓迎であろう
ここ最近は追い込みだけではなく中盤でためる競馬が出来ており
スローの上がりの勝負でも不安はないであろう

人気下落のピークトラムは昨年このレースで２着
先行してジリジリのタイプで高速馬場では決め手勝負となり分が悪く
ここはベストと言える条件　昨年と同様のローテで参戦
５６キロも同じであり変り身には要注意


OP特別連勝の後、重賞で人気になるが４着連続のマイネルアウラート
OP３勝しているが５７キロは仕方ないであろう
昨年のここで大敗しているがこれは幸騎手の馬に直線大きく斜行されての不利で
度外視出来る。展開的に逃げ先行がウイン　ダノンしかいないので
同一馬主のウインに競ることはないだろうから好位番手の競馬であれば
無視できないところ　時計のかかる馬場はいいが重馬場はマイナス

アスカビレンやクリノラホールはワンターン１８００ベストであり
パワー勝負の芝では少々きついような感じであり
函館ベストのRレイブンはサトノとの使い分けでここという感じではどうか？

ここ三戦芝を使い前回で５着と兆しが窺えるピンポン
展開利とは言えダノンメジャーに先着出来た点は評価すべきか
今回３キロ減で上がりの掛かる芝と条件好転
再生工場としての寺島厩舎であり　３歳当時は重賞で上位があるオースミナイン
相手に芝で0.2差の2着　ケイティープライドには先着
追い込みの展開になれば侮れないか



いずれにしても大波乱もあり得そうな今年の中京記念

最終決断はここで

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