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宝塚記念は荒れるか 後編




データ
近年では1人気が馬券圏外が常

昨年もエフフォーリアが敗北
サトノダイヤモンド サートゥルナリア キタサンブラック
ゴールドシップと1人気が着外

果たしてイクイノックスは勝ち負けできるのか




牝馬 複勝率42%

ジェラルディーナ ライラック スルーセブンシーズ


前走5着以下の馬で距離3200mは
複勝率26% 3勝
アスクビクターモア 

1600-3200未満で前走5着以下は複勝率2%
ジェラルディーナ ライラック カラテ モズベッロ
ダノンザキッド ユニコーンライオン プラダリア
ヴェラアズール ドゥラーエレーデ ジオグリフ




前走4着以上 複勝率27%

イクイノックス ジャスティンパレス
スルーセブンシーズ ディープボンド ブレークアップ
ミクソロジー ボッケリーニ

阪神G1連対あり複勝率56%
アスクビクターモア ディープボンド ジェラルディーナ
ユニコーンライオン ライラック モズベッロ
ダノンザキッド 


阪神G1連対なし複勝率6%
勝利0

イクイノックス スルーセブンシーズ  ブレークアップ
ミクソロジー ボッケリーニ ドゥラーエレーデ ジオグリフ
プラダリア カラテ ヴェラアズール 


まずはイクイノックス

上記データでは阪神G1連対なしで引掛かる
まして東京2000 ドバイ2400で勝利しており
ダービー、皐月賞と2着 4歳馬ながら既に根幹距離でG1=2勝
勲章としてG1を獲りに来る理由はあるが
そもそも宝塚記念の価値は、種馬ビジネスには不要
これが個人オーナー馬であれば恐らく使わないで凱旋門であろう
シルクRの馬なので早々に引退が出来ないところ


今回は、初めての関西圏なので3週前に栗東に入厩 対同馬もつれてのもの
それ故、期待が掛かるが 阪神の出張馬房は、いわくつき
騒音が他の競馬場に比べ大きい
さらにドバイで逃げて勝利したことで折り合いはどうか?
まあルメールのことだから、逃げることはしないだろうが

父のキタサンブラックも当時1人気で単勝1.4倍で9着
二番からの競馬で惨敗 稍重馬場というのもあるが
それだけ阪神内2200というのは、いわく付き
3歳で有馬記念優勝したもの斤量の恩恵もあり
タイトルホルダーが引張る流れで目標もいた

今回ユニコーンライオン アスクビクターモア ドゥーラエレーデと
先行馬がいるが、幸騎手や武史が競るようなことはないだろう
となればスローは明白
折り合いを注視した場合、ポジションがいつも以上に後ろになると
どうなのか 重馬場も未知であるがどうやら週末は天気らしい



ジャスティンパレス
2人気濃厚 天皇賞春では初G1優勝 京都コースでもあり
ルメールの好騎乗もありきの戴冠 今回は鮫島騎手に戻るが
マイナスはないがプラスもない 同じように阪神G1での連対がなく
どちらかと言えばスピードタイプ 
天皇賞春勝ち馬は近10年でタイトルホルダー以外勝てていない
キタサンブラックも2016年は3着迄


ジェラルディーナ
牝馬が強いレース ジェラルディーナ3着 ヴィルシーナ3着
デニムアンドルビー2着 ショウナンパンドラ3着 マリアライト1着
ミッキークイーン3着 リスグラシュー1着 クロノジェネシス1着2回

共通点はいずれも社台系ということ
また混合重賞で好勝負がある
となると今回オールカマー勝ちで、有馬3着 エリザベス優勝の
ノーザンF生産馬のこの馬は期待出来る
特にこの馬の勝利は1800m4勝 2200m2勝と完全非根幹距離馬
早い上がり云々が求められる根幹距離より機動力が活きる非根幹距離馬なのだろう
それゆえ有馬記念でも3着

課題はスタートが良くない点 有馬でも後手を踏んで
4角12番手 出たなりの競馬を心情の武豊に替わる今回
ポジションを上げることは道中してこないだろうし
スタート次第で出来ればイクイノックスより前で競馬が出来れば
いいが 馬場が渋るのは歓迎であろう


上記のデータでライラックは非社台系であり 混合重賞の好勝負無しで
スルーセブンシーズも混合戦勝利は3勝クラスのみ


アスクビクターモア ディープボンド

天皇賞春からの参戦 前回はタイトルホルダーの後ろのポジションで
マークしていたことでタイトルホルダーの失速が大きく影響して
追い出しが出来ずの競馬のアスク
今回、武史騎手が継続 今回もユニコーンライオンの番手位置を獲るだろう
早い時計で流れてくれればスタミナは十分であり
人気下落であり、前走5着以下の馬で距離3200mは
複勝率26% 3勝の項目に該当する唯一の馬であり要注意


持久力勝負になり、天皇賞春では2着のディープボンド
昨年もこのレースでは4着 機動力とスピードが求められる馬場では
やや足りない印象 4歳以降は馬券圏内は全て2400以上なので
そのあたりからは、やや割引傾向


ダノンザキッド 

2歳ホープフルSで勝利してクラシックを期待されたもの
弥生賞でミソが付いて皐月賞で大敗 ダービーを断念
マイルcsで3着に入りマイル路線で期待されるものG3でも勝ち切れず
香港Cで2000mで2着 中山記念ではタコ負け 大阪杯では2着
相変わらず連続での好走がないもの香港や大阪杯の内容から
コーナー4つの競馬でもこなせるという収穫が付いており
前走の香港QEでは、テン乗りの現地騎手で間隔も詰まり気味であれば
仕方なし 相性のいいキタトモで相性のいい阪神競馬
大阪杯では前受出来たこともあり、ここは期待したい
2歳G1しか勝てていないのでG1勲章がもう一つ欲しいところ
来年定年引退の安田師とすれば、ダノンオーナー馬でG1は獲るべきところ
この馬がG1勝利するなら非根幹距離のここか?


ヴァラアズール

JC優勝から期待は掛かるもの、有馬は激走の疲れもありハナからJCメイチで
出るだけ。ドバイWCに久々に使われたもの大敗
イクイノックスとの使い分けであろうし6歳でエイシンフラッシュ産駒であれば
ノーザンFサイドに配慮した白老Fの意向もあればこそ

今回は休み明けで2200 早い上がりにも対応できるが
スピード勝負には向いていると考えるがJCについてはムーアの好騎乗もあれば
今回休み明けで乗り替わり、機動力の勝負になるとやや不利か
阪神での勝利もいずれも外コースである点は、見過ごせないところ



ユニコーンライオン ライラック モズベッロ
この3頭はいずれも馬場が渋る状況であれば、一考も
週末は曇りの予報の宝塚地区 良馬場では出番は微妙か




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