朝日杯FS直前。2歳馬の使い分けと貸し借りに伴う出走自粛
【1勝以上している2歳馬総数】(※抹消馬含む)
523頭
(内、牡馬295頭、牝馬226頭、セン馬2頭)
【523頭の出身牧場内訳】
[122頭] ノーザンファーム(内、牝馬55頭)
[33頭] 社台ファーム(同14頭)
[12頭] ノースヒルズ(同4頭)、白老ファーム(同6頭)
[10頭] ダーレージャパンファーム(同7頭)
[8頭] 千代田牧場(同4頭)、岡田スタツド(同3頭)
[7頭] 村田牧場(同2頭)、ビッグレッドファーム(同1頭)
[計304頭] その他牧場(同130頭)
と、牡馬も牝馬もノーザンファーム出身馬の一強状態。
単純な比率で言えば阪神JFにおける「16頭中3頭」は若干少ないものの微差程度ですが
これを更に「本賞金1000万円以上の牝馬」つまり「強い牝馬」に限定すれば、
全58頭中ノーザンファーム出身が25頭と圧倒的な占有率。
「強い牝馬の出走を控えていた」ということになります。
これらを踏まえた上で、改めて阪神JFの「上位人気馬」と「出身牧場」をおさらい。
[1番人気]リアアメリア(ノーザンファーム)
[2番人気]ウーマンズハート(ダーレージャパンファーム)
[3番人気]クラヴァシュドール(下河辺牧場)
[4番人気]レシステンシア(ノーザンファーム)
[5番人気]クリスティ(荻伏三好フアーム)
[6番人気]マルターズディオサ(天羽禮治)
さて、これだけ繰り返せば【貸し借り】の詳細を深く語らずとも、
この阪神JFというレースが「本来何のためのレースだったか」。
そして何故まだ「朝日杯FS」「ホープフルS」が控えているこのタイミングで
、改めて「阪神JF」について振り返っているのか、お分かりいただけたことでしょう。
現在1勝以上している牡馬については先ほど具体的な頭数を挙げたとおり
、ほとんどの生産牧場が「牝馬」以上の頭数を揃えています。
が、ご存知のとおり牡馬の主要な2歳GIは「朝日杯FS」と「ホープフルS」の2鞍。
もちろん牝馬が出走しても構わないレースですし、過去には朝日杯に挑み上位人気に
推された牝馬も存在しましたが、グレード制導入以降牝馬の勝ち馬は依然ゼロのままです。
今年も登録時点では牝馬が1頭いましたが(12月1日に未勝利戦を勝ったばかりのクリノプレミアム)
、回避する見通しとのことで出走予定馬は今のところ牡馬のみ16頭、
そのうちノーザンファーム出身馬は
・タイセイビジョン(函館2歳S2着、京王杯1着)
・レッドベルジュール(デイリー杯1着)
・サリオス(サウジアラビアRC1着)
・ペールエール(新潟2歳S2着、デイリー杯3着)
・ジュンライトボルト(紫菊賞3着、ベゴニア賞2着)
の5頭。
ジュンライトボルトを除く4頭は重賞2着以上の実績馬であり、
現時点で2000万円以上を稼いでいる2歳牡馬上位24頭に入るトップクラスのエリートです。
ですが、これもまだまだほんの序の口。ノーザンファーム出身の
「エリート(総賞金2000万超え)」は24頭中半分を占める「12頭」。
レースの出走比率などから見れば一見普通の出走馬数ですが、
トップ層に限るとここには明らかに「少ない戦力」しか割いてきていません。
では他の「エリート」8頭はどうなっているかというと
・マイラプソディ→年明けの「共同通信杯」を予定
・アブソルティスモ→放牧中、復帰は年明けの予定
・アルムブラスト→2月のクロッカスSを予定
・アルジャンナ→年明けの「きさらぎ賞」か「共同通信杯」を予定
・ラインベック→ホープフルSを予定
・ワーケア→ホープフルSを予定
・ヴェルトライゼンデ→ホープフルSを予定
・オーソリティ→ホープフルSを予定
……と、これまた見事に「4頭」と「4頭」。
他にも現時点ではまだそれほど賞金を稼いでいませんが、
評判馬コントレイル(ホープフルS予定)や黄菊賞馬シンプルゲーム(京成杯予定)なども含めて、
出走馬が各所に分散しています。
「恩恵を先々で受けられるから、出走を控える」
そのような駆け引きによって使い分けが行われていることの証とも言えるでしょう。
阪神JFや【貸し借り】の話も含め、裏で巨大な思惑が動いている【暮れの2歳戦線】ですが、
今この場でお出しできる『ヒント』はここまで。
ここまでの内容を踏まえた上で、今後の公開情報と「朝日杯FS」をぜひ楽しみにお待ち下さい。
そして最後にひとつ。「朝日杯FS」に関して先週の「阪神JF」を”馬券”的にも
衝撃度という意味でも、色々な意味で飛び越えてくるレースになると
皆様に予言して締め括らせていただきたいと思います。
「朝日杯FS」 参加はここへ
http://omowaku-keiba.jp/blog-entry-4787.html

523頭
(内、牡馬295頭、牝馬226頭、セン馬2頭)
【523頭の出身牧場内訳】
[122頭] ノーザンファーム(内、牝馬55頭)
[33頭] 社台ファーム(同14頭)
[12頭] ノースヒルズ(同4頭)、白老ファーム(同6頭)
[10頭] ダーレージャパンファーム(同7頭)
[8頭] 千代田牧場(同4頭)、岡田スタツド(同3頭)
[7頭] 村田牧場(同2頭)、ビッグレッドファーム(同1頭)
[計304頭] その他牧場(同130頭)
と、牡馬も牝馬もノーザンファーム出身馬の一強状態。
単純な比率で言えば阪神JFにおける「16頭中3頭」は若干少ないものの微差程度ですが
これを更に「本賞金1000万円以上の牝馬」つまり「強い牝馬」に限定すれば、
全58頭中ノーザンファーム出身が25頭と圧倒的な占有率。
「強い牝馬の出走を控えていた」ということになります。
これらを踏まえた上で、改めて阪神JFの「上位人気馬」と「出身牧場」をおさらい。
[1番人気]リアアメリア(ノーザンファーム)
[2番人気]ウーマンズハート(ダーレージャパンファーム)
[3番人気]クラヴァシュドール(下河辺牧場)
[4番人気]レシステンシア(ノーザンファーム)
[5番人気]クリスティ(荻伏三好フアーム)
[6番人気]マルターズディオサ(天羽禮治)
さて、これだけ繰り返せば【貸し借り】の詳細を深く語らずとも、
この阪神JFというレースが「本来何のためのレースだったか」。
そして何故まだ「朝日杯FS」「ホープフルS」が控えているこのタイミングで
、改めて「阪神JF」について振り返っているのか、お分かりいただけたことでしょう。
現在1勝以上している牡馬については先ほど具体的な頭数を挙げたとおり
、ほとんどの生産牧場が「牝馬」以上の頭数を揃えています。
が、ご存知のとおり牡馬の主要な2歳GIは「朝日杯FS」と「ホープフルS」の2鞍。
もちろん牝馬が出走しても構わないレースですし、過去には朝日杯に挑み上位人気に
推された牝馬も存在しましたが、グレード制導入以降牝馬の勝ち馬は依然ゼロのままです。
今年も登録時点では牝馬が1頭いましたが(12月1日に未勝利戦を勝ったばかりのクリノプレミアム)
、回避する見通しとのことで出走予定馬は今のところ牡馬のみ16頭、
そのうちノーザンファーム出身馬は
・タイセイビジョン(函館2歳S2着、京王杯1着)
・レッドベルジュール(デイリー杯1着)
・サリオス(サウジアラビアRC1着)
・ペールエール(新潟2歳S2着、デイリー杯3着)
・ジュンライトボルト(紫菊賞3着、ベゴニア賞2着)
の5頭。
ジュンライトボルトを除く4頭は重賞2着以上の実績馬であり、
現時点で2000万円以上を稼いでいる2歳牡馬上位24頭に入るトップクラスのエリートです。
ですが、これもまだまだほんの序の口。ノーザンファーム出身の
「エリート(総賞金2000万超え)」は24頭中半分を占める「12頭」。
レースの出走比率などから見れば一見普通の出走馬数ですが、
トップ層に限るとここには明らかに「少ない戦力」しか割いてきていません。
では他の「エリート」8頭はどうなっているかというと
・マイラプソディ→年明けの「共同通信杯」を予定
・アブソルティスモ→放牧中、復帰は年明けの予定
・アルムブラスト→2月のクロッカスSを予定
・アルジャンナ→年明けの「きさらぎ賞」か「共同通信杯」を予定
・ラインベック→ホープフルSを予定
・ワーケア→ホープフルSを予定
・ヴェルトライゼンデ→ホープフルSを予定
・オーソリティ→ホープフルSを予定
……と、これまた見事に「4頭」と「4頭」。
他にも現時点ではまだそれほど賞金を稼いでいませんが、
評判馬コントレイル(ホープフルS予定)や黄菊賞馬シンプルゲーム(京成杯予定)なども含めて、
出走馬が各所に分散しています。
「恩恵を先々で受けられるから、出走を控える」
そのような駆け引きによって使い分けが行われていることの証とも
阪神JFや【貸し借り】の話も含め、裏で巨大な思惑が動いている【暮れの2歳戦線】ですが、
そして最後にひとつ。「朝日杯FS」に関して先週の「阪神JF」
衝撃度という意味でも、色々な意味で飛び越えてくるレースになると
皆様に予言して締め括らせていただきたいと思います。
「朝日杯FS」 参加はここへ
http://omowaku-keiba.jp/blog-entry-4787.html

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