菊花賞のつぼ
桜花賞馬、オークス馬不在で行われた先週の秋華賞。
やや抜けた1番人気に支持されたのが、前哨戦のローズSを制したダノンファンタジー
だったことは、いかにマスコミ、競馬ファンが前走着順を重視、それにとらわれているかを
端的に表していたと言えるでしょう
春二冠の勝ち馬が揃って出走していないのは秋華賞と同じ。
菊花賞
過去の好走馬からのポイント
過去10年の優勝馬を振り返ってみても
18年フィエールマン以外は関西馬
また好走馬の多くは2400以上で活躍してる
ユーキャンスマイル クリンチャー
レインボーライン キタサンブラック
サウンズオブアース ゴールドアクター
バンデ ゴールドシップ
ウインバリアシオン ビートブラック
フォゲッタブル
といったように、毎年のように菊花賞で好走した馬は、
後に長距離重賞で馬券になっています。
将来的に長距離戦線で活躍するであろう馬を買えばいいと言えます。
上で取り上げた中でも17年2着クリンチャー(10番人気)、16年2着レインボーライン(9番人気)、
10年3着ビートブラック(13番人気)といったように人気薄での好走は多く、
これは一般の競馬ファンはもちろん、トラックマンや競馬予想家たちが
適性を見抜くことができなかったという何よりの証拠。
注目しておきたいのが、後に長距離レースで活躍した上記の好走馬たち、
多くが春クラシックとは無縁な存在だったということ。
夏の上がり馬と称される馬である
今年、夏以降に2勝クラス以上の条件戦を勝ち上がって駒を進めてきた馬では、
ヴァンケドミンゴ
カウディーリョ
カリボール
シフルマン
ヒシゲッコウ
ホウオウサーベル
ユニコーンライオン
が挙げられますが
例年の傾向通りなら、今年もこの中から長距離適性の高い馬が馬券に絡んでくる可能性は十分。
先週の秋華賞は、
クロノジェネシス(桜花賞3着、オークス3着)
カレンブーケドール(オークス2着)
シゲルピンクダイヤ(桜花賞2着)
と、実は春クラシックでも好走していた3頭で決まっているのですが、
春の実績通りにいかないことも多いのが菊花賞というレース。
それはやはり、数あるレースの中でもより適性が重要ということなのでしょう。
今週の菊花賞でも結果で証明できればと思います。
アドマイヤジャスタ
京都大賞典を使いここへ 15着大敗で正直 大きな変わり身は厳しい印象
アドマイヤスコール
2勝クラス勝利も正直前回の相手がレベル的にどうか
ヴァンケドミンゴ
3勝クラスで3着。 成長力は十分だが距離2000ベストでオーナー京都であれば
瞬発力勝負であれば上位も
ヴェロックス
恐らく一人気濃厚 ただしベストは2000 それだけに神戸新聞杯は勝ちに拘り
勝利。オーナー的に全権馬主なのでG1に拘るが 機動力勝負になると勝てるとはいい難く
暮れの香港が一番ではないか
カウディーリョ
2頭使いの堀厩舎だがメンバーレベルの高くない2勝クラスでの勝利から
大きな期待は微妙
カリボール
素質馬だが2勝クラスを辛勝 母サクラバクシンオーから1600の切れタイプ
ザダル
セントライト当事から3000は弱気の陣営。使い分けでここへという印象
陣営の本音はできれば天皇賞秋であるが
サトノルークス
セントライト2着後も池江師は菊に消極的 それだけにオーナーの意向での
参戦。インべたが再度できればいいが機動力勝負では分が悪い
シフルマン
神戸新聞杯で穴人気でしたが距離が長いことで捨て身の逃げ
変わり身については期待できにくい
タガノディアマンテ
機動力勝負ではどうかだが、タメルだけためて直線勝負に徹することで
あれば活路は見出せる
ディバインフォース
現状では厳しい
ナイママ
先行力はあるが坂のコースでは一息の成績。京都新聞杯では4着
平坦コースに変るのはいいが正直力不足
ニシノデイジー
サートゥルナーリアの天皇賞参戦でルメールがあいての騎乗。
右回りの競馬が正直あわないので、ここでの一変は期待薄
バラックパリンカ 回避
ヒッチコック 除外
ホウオウサーベル
セレクトセールで1億4000万円超で落札の高馬。デビュー前から期待されていたが、
春先までは成長を待ってジックリ。ハーツクライ産駒で本格化は古馬になってからだろうが、
ここ2走、特に前走の阿賀野川特別は一皮剥けた勝ちっぷりとT氏。
今年から降級制がなくなり相手が軽かったとはいえ、
去年の3着馬ユーキャンスマイルも勝ったレースで
本番でもそれなりの人気を集めるのは必至だろう。
鞍上の蛯名は先日、調教師の一次試験に落ちたばかり。気持ちを新たに気合を入れて
渾身騎乗で狙ってくるなら怖い。マンハッタンカフェ然り、フェノーメノ然り、
淀の長丁場に乗せたら達者なベテランとのコンビは魅力たっぷり。
メイショウテンゲン
弥生賞は他の馬の凡走に助けられた印象でその後の競馬も見せ場なし
不良馬場に ならないと厳しい
メロディーレーン
追加登録エントリー
牝馬ではどうか
ユニコーンライオン
それなりにチャンスのある前回、先行することがなく5着
末脚勝負で32.7の脚が使えたことは収穫 厩舎サイドは力不足を認めており
上位の入線は厳しい
レッドジェニアル
神戸新聞杯では陣営が80%の仕上げで叩き台と公言。あくまで勝負は本番と
謳い 先行位の競馬が出来たことは収穫
京都コースは、キャリアで4戦していて【2.0.2.0】と馬券圏内を外したことのない好相性の舞台
京都新聞杯では、後のダービー馬ロジャーバローズを負かしていて、
ココにも出走する馬や後の重賞馬にも大きく先着している
東京ホースレーシングの山本オーナーとすれば大きなチャンス
ワールドプレミア
神戸新聞杯では権利取り必須の中 武豊が3着狙いの競馬であれば
100%の競馬を避けている。
エンジンの掛かりが遅いが、機動力勝負で下り坂を利して、名手の判断次第で
好勝負十分
太字=関西馬
穴で個人的にヒシゲッコウ
4戦3勝、夏に、一躍スポットライトを浴びる存在に台頭してきて1頭。
半兄にステルヴィオがいる良血でデビュー当初から注目していたが、
プリンシパルSで3着した後は早々に目標を菊花賞に切り替えて、目論み通り順調に駒を進めてきた。
まだキャリアが浅くて粗削りな面もあるんだが、前走で手綱をとった
ルメールはそのスタミナと競馬センスを絶賛。サートゥルナーリアの不参戦が確定してからは、
ギリギリまで厩舎サイドに乗せて欲しいとアピールしていた様子とT氏。
短期免許で久々に来日するスミヨンがどんな手綱捌きを見せるかにもよるが、
ここでイキナリ好勝負しても驚けないスケールの持ち主といえる。
オーナーは二代目で父の代にヒシミラクルで菊を制覇
最終決断はここで参加可能です
http://omowaku-keiba.jp/blog-entry-4681.html
やや抜けた1番人気に支持されたのが、前哨戦のローズSを制したダノンファンタジー
だったことは、いかにマスコミ、競馬ファンが前走着順を重視、それにとらわれているかを
端的に表していたと言えるでしょう
春二冠の勝ち馬が揃って出走していないのは秋華賞と同じ。
菊花賞
過去の好走馬からのポイント
過去10年の優勝馬を振り返ってみても
18年フィエールマン以外は関西馬
また好走馬の多くは2400以上で活躍してる
ユーキャンスマイル クリンチャー
レインボーライン キタサンブラック
サウンズオブアース ゴールドアクター
バンデ ゴールドシップ
ウインバリアシオン ビートブラック
フォゲッタブル
といったように、毎年のように菊花賞で好走した馬は、
後に長距離重賞で馬券になっています。
将来的に長距離戦線で活躍するであろう馬を買えばいいと言えます。
上で取り上げた中でも17年2着クリンチャー(10番人気)、16年2着レインボーライン(9番人気)、
10年3着ビートブラック(13番人気)といったように人気薄での好走は多く、
これは一般の競馬ファンはもちろん、トラックマンや競馬予想家たちが
適性を見抜くことができなかったという何よりの証拠。
注目しておきたいのが、後に長距離レースで活躍した上記の好走馬たち、
多くが春クラシックとは無縁な存在だったということ。
夏の上がり馬と称される馬である
今年、夏以降に2勝クラス以上の条件戦を勝ち上がって駒を進めてきた馬では、
ヴァンケドミンゴ
カウディーリョ
カリボール
シフルマン
ヒシゲッコウ
ホウオウサーベル
ユニコーンライオン
が挙げられますが
例年の傾向通りなら、今年もこの中から長距離適性の高い馬が馬券に絡んでくる可能性は十分。
先週の秋華賞は、
クロノジェネシス(桜花賞3着、オークス3着)
カレンブーケドール(オークス2着)
シゲルピンクダイヤ(桜花賞2着)
と、実は春クラシックでも好走していた3頭で決まっているのですが、
春の実績通りにいかないことも多いのが菊花賞というレース。
それはやはり、数あるレースの中でもより適性が重要ということなのでしょう。
今週の菊花賞でも結果で証明できればと思います。
アドマイヤジャスタ
京都大賞典を使いここへ 15着大敗で正直 大きな変わり身は厳しい印象
アドマイヤスコール
2勝クラス勝利も正直前回の相手がレベル的にどうか
ヴァンケドミンゴ
3勝クラスで3着。 成長力は十分だが距離2000ベストでオーナー京都であれば
瞬発力勝負であれば上位も
ヴェロックス
恐らく一人気濃厚 ただしベストは2000 それだけに神戸新聞杯は勝ちに拘り
勝利。オーナー的に全権馬主なのでG1に拘るが 機動力勝負になると勝てるとはいい難く
暮れの香港が一番ではないか
カウディーリョ
2頭使いの堀厩舎だがメンバーレベルの高くない2勝クラスでの勝利から
大きな期待は微妙
カリボール
素質馬だが2勝クラスを辛勝 母サクラバクシンオーから1600の切れタイプ
ザダル
セントライト当事から3000は弱気の陣営。使い分けでここへという印象
陣営の本音はできれば天皇賞秋であるが
サトノルークス
セントライト2着後も池江師は菊に消極的 それだけにオーナーの意向での
参戦。インべたが再度できればいいが機動力勝負では分が悪い
シフルマン
神戸新聞杯で穴人気でしたが距離が長いことで捨て身の逃げ
変わり身については期待できにくい
タガノディアマンテ
機動力勝負ではどうかだが、タメルだけためて直線勝負に徹することで
あれば活路は見出せる
ディバインフォース
現状では厳しい
ナイママ
先行力はあるが坂のコースでは一息の成績。京都新聞杯では4着
平坦コースに変るのはいいが正直力不足
ニシノデイジー
サートゥルナーリアの天皇賞参戦でルメールがあいての騎乗。
右回りの競馬が正直あわないので、ここでの一変は期待薄
バラックパリンカ 回避
ヒッチコック 除外
ホウオウサーベル
セレクトセールで1億4000万円超で落札の高馬。デビュー前から期待されていたが、
春先までは成長を待ってジックリ。ハーツクライ産駒で本格化は古馬になってからだろうが、
ここ2走、特に前走の阿賀野川特別は一皮剥けた勝ちっぷりとT氏。
今年から降級制がなくなり相手が軽かったとはいえ、
去年の3着馬ユーキャンスマイルも勝ったレースで
本番でもそれなりの人気を集めるのは必至だろう。
鞍上の蛯名は先日、調教師の一次試験に落ちたばかり。気持ちを新たに気合を入れて
渾身騎乗で狙ってくるなら怖い。マンハッタンカフェ然り、フェノーメノ然り、
淀の長丁場に乗せたら達者なベテランとのコンビは魅力たっぷり。
メイショウテンゲン
弥生賞は他の馬の凡走に助けられた印象でその後の競馬も見せ場なし
不良馬場に ならないと厳しい
メロディーレーン
追加登録エントリー
牝馬ではどうか
ユニコーンライオン
それなりにチャンスのある前回、先行することがなく5着
末脚勝負で32.7の脚が使えたことは収穫 厩舎サイドは力不足を認めており
上位の入線は厳しい
レッドジェニアル
神戸新聞杯では陣営が80%の仕上げで叩き台と公言。あくまで勝負は本番と
謳い 先行位の競馬が出来たことは収穫
京都コースは、キャリアで4戦していて【2.0.2.0】と馬券圏内を外したことのない好相性の舞台
京都新聞杯では、後のダービー馬ロジャーバローズを負かしていて、
ココにも出走する馬や後の重賞馬にも大きく先着している
東京ホースレーシングの山本オーナーとすれば大きなチャンス
ワールドプレミア
神戸新聞杯では権利取り必須の中 武豊が3着狙いの競馬であれば
100%の競馬を避けている。
エンジンの掛かりが遅いが、機動力勝負で下り坂を利して、名手の判断次第で
好勝負十分
太字=関西馬
穴で個人的にヒシゲッコウ
4戦3勝、夏に、一躍スポットライトを浴びる存在に台頭してきて1頭。
半兄にステルヴィオがいる良血でデビュー当初から注目していたが、
プリンシパルSで3着した後は早々に目標を菊花賞に切り替えて、目論み通り順調に駒を進めてきた。
まだキャリアが浅くて粗削りな面もあるんだが、前走で手綱をとった
ルメールはそのスタミナと競馬センスを絶賛。サートゥルナーリアの不参戦が確定してからは、
ギリギリまで厩舎サイドに乗せて欲しいとアピールしていた様子とT氏。
短期免許で久々に来日するスミヨンがどんな手綱捌きを見せるかにもよるが、
ここでイキナリ好勝負しても驚けないスケールの持ち主といえる。
オーナーは二代目で父の代にヒシミラクルで菊を制覇
最終決断はここで参加可能です
http://omowaku-keiba.jp/blog-entry-4681.html
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