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ドル箱の陣営


札幌４　◎ゴールドサーベラス

休養と芝替わりが吉と出て、２戦目以降は３，２，３着。引き続き減量起用の53キロ、
札幌千五の２番枠を引ければ希望通り
明らかに忙しかった千二でも崩れなかったように、もう未勝利は順番待ちの状態に入っている馬。
距離を求めての札幌入りだし、１週待ったらだいぶメンバーにも恵まれた。
ここは逃げて押し切る予定でいると陣営関係者。計算ずくの一戦と見ていいとAH氏


札幌５R ◎メイショウトキン

ご存じの方がいるかもしれないが、競馬の世界にはメイショウボーナスなるものが存在
メイショウの冠を付した馬が、新馬戦を勝てばオーナーから金一封が出るというもの。
むろん、ジョッキーや調教師にではなく、厩務員や調教助手などのスタッフにだ。
ちなみにその額は１０万円。身上金とは別にこれが現金でポンと渡されるわけだから、
いかに高給取りが多いこの世界でも非常にありがたがられているのだ。

その１０万円を狙っているのがメイショウトキンの担当。
身上金は収入としてヨメのもとへと行ってしまうけど、その１０万は完全にオレのものになるからと
気合を入れているわけだ。
栗東で２本やって札幌へ。先週なんかは引っ掛かるほどまでに行きっぷりが良くなってきたと
これなら１２００メートルでもいける。ゲートも普通には出られるし、何より二の脚が違うから、
スッと前に付けられるはず。２週目の馬場なら押し切れると思うというもの
連日のように飲み歩いており、入り浸っている〇〇にツケがあるとか。どこまでも強気だったとAH氏


新潟５
◎ミッキーグローリー
大種牡馬”としての地位を不動のものとしている種牡馬ディープインパクトだが、
その第6世代の産駒となる現2歳世代2013年産もデビューから絶好調。
その勝ち馬率は0.545に上り、複勝率で言えば0.800と数字の面でも神レベル
唯でさえ2歳戦は走るディープインパクト産駒だが、輪をかけて新世代が好調な要因を挙げるとするならそれは、
生産界が成功するディープインパクト産駒の配合パターンを把握し、
実際の生産現場で活かすこととなった最初の世代だからに他ならないとN氏

2013年産、即ち2012年に種付けが行われた世代となるが、
3冠牝馬ジェンティルドンナやダービー馬ディープブリランテら、ディープインパクト産駒がターフを席巻し始め、
その凄さが結果を持って生産界に知らしめられた年。そのジェンティルドンナ、ディープブリランテが
血統に内包していたLyphardのクロスは種牡馬ディープインパクトの一つの成功パターンとして
生産界で認識されるようになったが、まさしくその成功パターンを踏襲するように配合されたのが
本馬ミッキーグローリー。
走りが軽くて終いも切れる。ディープインパクトのいいところを受け継いでいる。
直線の長い新潟はピッタリとは陣営、とりわけLyphardのクロスを持つディープインパクト産駒の特徴と言えるとN氏。